2022.03.24
ツバキの撮影チャンス到来♪「椿まつり写真コンテスト」締切は4月30日必着(^^)/
今年はツバキの開花が遅れに遅れましたが、ようやく屋外つばき園が見ごろを迎えています。
大分農業文化公園では4月30日まで「椿まつり写真コンテスト」を開催しているのですが、撮影のチャンスが到来しています!冬咲きの品種と春咲きの品種、どちらも撮影できますよ。
大賞受賞作品は次回「椿まつり」チラシ・ポスターでどーんと使用させていただきます。皆様のご応募をお待ちしています。
下の画像は「覆輪江戸錦(Fukurin-edonishiki)」。屋外つばき園でやっと咲き始めました~。花色も咲き方もかわいい~!
下の画像は屋内つばき園(正面ゲートから徒歩3分)の「ダローネガ(Dallohnega)」。やっと開花しました!
アメリカ生まれの淡いイエロー、珍しいです。お花だけ見るとバラみたいですよね。
この「ダローネガ」、アメリカの先住民の言葉で「黄金」を意味するとのこと。金運アップにつながると良いですね(^^)
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ツバキをご覧の方から、よく「花が咲いていない」というお声をいただきます。身近にある花木すぎて、その特性があまり知られていないのかもしれません。
ツバキは「多様性の花」です。咲く時期は秋から咲き始めるもの、真冬に咲くもの、3月に入り暖かくなってから咲くもの、4月にようやく咲くもの(冬の花という印象が強いようですが、開花最盛期は3月です)。花のサイズは小指の先ほどの小さな花から直径15センチ以上の花。花の形はスタンダードなものからバラのようなもの、これがツバキ?と思うようなもの。実に多彩です。
ツバキはサクラ(ソメイヨシノ)のように短期間で一気に咲き一気に散る花ではなく、長い期間にわたり楽しめる性質の花です。「〇分咲き」「満開」という概念がなく、ゆるゆると咲き続けます。常緑樹で艶やかな葉があるため、木全体が赤やピンクの花色に染まることはありません。
また、ツバキは木自体はとても丈夫ですが花はとても繊細です。特に屋外のツバキは雨や霜や雪、蜜に集まってくる鳥や昆虫の影響で花が大変傷みやすいです。
これらのことからツバキを見慣れていないほとんどの方は「咲いていない」「花が傷んでいる」と仰いますが、植物そのものの特性や自然の影響等をあるがままに受け止め、その上で一輪との出会いを楽しむ種類の花だとご承知ください。
<屋内つばき園>
約100品種100本のツバキが楽しめます。図鑑に載っているような傷みの少ない美しい花が楽しめるのがポイント。
見ごろは終わりました。これから開花する品種が一部残っています。
※屋内つばき園は加温していませんが、屋外つばき園よりも少し早めに開花します。
※100品種が一斉に咲くタイミングはありません。
<屋外つばき園>
約400品種1000本のツバキが4月上旬まで楽しめます。多くの品種が咲く3月中下旬は特におすすめです。
見ごろを迎えています。冬咲きのツバキも春咲きのツバキも両方楽しめます。