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2022.03.09

屋内つばき園で「宇佐椿(うさつばき)」開花中!NHK「おはよう九州・沖縄」で紹介されました。鑑賞はお早めに。

昨日(令和4年」3月8日)朝7:45からのNHK「おはよう九州・沖縄」で屋内つばき園で咲く「宇佐椿(うさつばき)」が紹介されました。

今朝の時点で2輪開花中、残るつぼみはあとひとつです。鑑賞はお早めに。

残っているつぼみが ↓ これです。

 

ところ変わって屋外つばき園。

ここの「宇佐椿」はまだ1輪も開花していません。屋内つばき園の「宇佐椿」はこの木から挿し枝を取り、挿し木で苗に仕立てたものです。

つぼみは固くしまっています。ピンポン玉より少し小さいくらいのサイズ感。

大きく膨らんでいるつぼみは ↓ これ一つだけ。

今週は暖かいそうなので、週末から開花してくれるのではと予想していますが・・・咲いてくれるといいなあ。

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大分農業文化公園では2月19日から「椿まつり」を開催していますが、よく「花が咲いていない」というお声をいただきます。身近にある花木すぎて、その特性があまり知られていないのかもしれません。

 

ツバキは「多様性の花」です。咲く時期は秋から咲き始めるもの、真冬に咲くもの、3月に入り暖かくなってから咲くもの、4月にようやく咲くもの(冬の花という印象が強いようですが、開花最盛期は3月です)。花のサイズは小指の先ほどの小さな花から直径15センチ以上の花。花の形はスタンダードなものからバラのようなもの、これがツバキ?と思うようなもの。実に多彩です。

 

ツバキはサクラ(ソメイヨシノ)のように短期間で一気に咲き一気に散る花ではなく、長い期間にわたり楽しめる性質の花です。「〇分咲き」「満開」という概念がなく、ゆるゆると咲き続けます。常緑樹で艶やかな葉があるため、木全体が赤やピンクの花色に染まることはありません。
また、ツバキは木自体はとても丈夫ですが花はとても繊細です。特に屋外のツバキは雨や霜や雪、蜜に集まってくる鳥や昆虫の影響で花が大変傷みやすいです。
これらのことからツバキを見慣れていないほとんどの方は「咲いていない」「花が傷んでいる」と仰いますが、植物そのものの特性や自然の影響等をあるがままに受け止め、その上で一輪との出会いを楽しむ種類の花だとご承知ください。

 

<屋内つばき園>
約100品種100本のツバキが3月上旬まで楽しめます。図鑑に載っているような傷みの少ない美しい花が楽しめるのがポイント。

3月9日(水)現在、約40品種が開花、見ごろです。

※屋内つばき園は加温していませんが、屋外つばき園よりも少し早めに開花します。

※100品種が一斉に咲くタイミングはありません。

 

<屋外つばき園>
約400品種1000本のツバキが4月上旬まで楽しめます。多くの品種が咲く3月中下旬は特におすすめです。

3月9日(水)現在、ほとんどがつぼみです。今週末頃から少しずつ咲き始めるのではと予想しています。

※例年、屋内つばき園の見ごろ終わりが屋外つばき園の見ごろはじめとなります。

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