2025.01.17
屋内つばき園で「玉のはたち(Tama-no-hatachi)」開花中!
おはようございます。令和7年1月17日(金)、大分県杵築市・るるパーク(大分農業文化公園)は今日も10:00に開園します。
正面ゲートから徒歩3分・屋内つばき園では約25品種ほどが開花しています。今日ご紹介するのは「玉のはたち(Tama-no-hatachi)」名花・玉之浦から生まれた品種です。玉之浦の最大の特徴・白い縁取りを受け継いでいます。
屋内つばき園は無料で鑑賞できます。日本が誇る花木の美しさをゆっくりとお楽しみください。

■ツバキの鑑賞について
ツバキは「多様性の花」です。咲く時期は秋から咲き始めるもの、真冬に咲くもの、3月に入り暖かくなってから咲くもの、4月にようやく咲くもの。冬の花という印象が強いようですが、開花最盛期は3月です。
花のサイズは小指の先ほどの小さな花から直径15センチ以上の花。花の形はスタンダードなものからバラのようなもの、これがツバキ?と思うようなもの。
サクラ(ソメイヨシノ)のように短期間で一気に咲き一気に散る花ではなく、長い期間にわたり楽しめる性質の花です。「〇分咲き」や「満開」という概念はなく、ゆるゆると咲き続けます。
常緑樹で艶やかな葉があるため木全体が赤やピンクの花色に染まることはありません。木自体はとても丈夫ですが花はとても繊細で、特に屋外のツバキは雨や霜や雪、蜜に集まってくる鳥や昆虫の影響で大変傷みやすいです。
これらのことからツバキを見慣れていない方は「咲いていない」「花が傷んでいる」と仰いますが、植物そのものの特性や自然の影響等を素直に受け止め、その上で一輪との出会いを楽しむ種類の花だとご承知ください。