2026.02.22
屋内つばき園が見ごろです(2月22日現在およそ50品種開花)
こんにちは。大分県杵築市・るるパーク(大分農業文化公園)は10時から開園しています。今日は暖かいです!お天気も最高で、春がやってきた感じ。多くのお客様がお越しくださってスタッフもハッピーです。
るるパークは3月15日(日)まで「椿まつり」を開催しています。屋内つばき園では約100品種を栽培していて、そのうちの半分、およそ50品種が開花中で見ごろとなっています。(ツバキの特性上、100品種すべてが咲きそろうタイミングはありません)
東ゲートから徒歩3分の場所にある屋外つばき園(国際優秀つばき園に認定されているのはこちら)では約400品種を植えていますが、2月上旬の大寒波の影響でしょうか、ほとんどがつぼみです。中にはよく咲いている木もありますが(「夢」という品種とか)見ごろはもう少し先になりそうです。
今日ご紹介するのは屋内つばき園で開花中の「梵天白(Bonten-jiro)」というツバキ。白の一重咲きですが、この品種は葉っぱに注目してください。

葉っぱの形が金魚の形をしています。

ツバキには花を楽しむほかに「葉を楽しむ」「枝を楽しむ」文化があります。
金魚に似た葉を「金魚葉(錦魚葉とも)」といいますが、この「梵天白」はさらに変化がすすんで金魚の尾びれにあたる部分が独立しています。大変珍しい激レア品種ですのでお見逃しなく。

▼黄色の丸印にご注目・葉の裏から尾びれにあたる部分が分かれています(ピントがあってなくてごめんなさい)

▼「蓮華(Renge)」というツバキも咲き始めました

■ツバキの鑑賞について
ツバキは「多様性の花」です。咲く時期は秋から咲き始めるもの、真冬に咲くもの、3月に入り暖かくなってから咲くもの、4月にようやく咲くもの。冬の花という印象が強いようですが、開花最盛期は3月です。
花のサイズは小指の先ほどの小さな花から直径15センチ以上の花。花の形はスタンダードなものからバラのようなもの、これがツバキ?と思うようなもの。
サクラのように短期間で一気に咲き一気に散る花ではなく、長い期間にわたり楽しめる性質の花です。「〇分咲き」や「満開」という概念はなく、ゆるゆると咲き続けます。
常緑樹で艶やかな葉があるため木全体が赤やピンクの花色に染まることはありません。木自体はとても丈夫ですが花はとても繊細で、特に屋外のツバキは雨や霜や雪、蜜に集まってくる鳥や昆虫の影響で大変傷みやすいです。
これらのことからツバキを見慣れていない方は「咲いていない」「花が傷んでいる」と仰いますが、植物そのものの特性や自然の影響等を素直に受け止め、その上で一輪との出会いを楽しむ種類の花だとご承知ください。